福島ツーリング旅2日目の朝。
晴れ男・ほし氏さん(id:star-watch0705)のおかげか快晴。最高気温は 20 度と、T シャツ1枚でも平気な妖気に。
ローカル線に乗って「飯坂温泉」へ行ってみることにしました。
発車時刻ギリギリで乗車、車内で車掌さんから切符を買う。
駅名がどれもいい。具象漢字ばかりで、土地の特徴を表しているのかも。
「えっ」
何食わぬ顔で運転席に座り、慣れた手付きで電車を出発進行させるほっしー。
「この辺の電車は区間の短い在来線に限って客が運転できるんですよ。一応講習は受けないとアレですけどね、フヒヒ」
・・な、ワケねーだろ!!いくらイナカでも(^人^)!!!(左手前・ホ氏)
・・と、思ったら本当に運転できるみたいで??ワロタ
終点の飯坂温泉まで 10 駅ほどであるが、江ノ電みたいに駅間が短くあっという間に到着。
飯坂電車。通称 E 電(死語)。
全国に 120 人いる「温泉むすめ」の一人、飯坂真尋(いいざかまひろ)タソ。
(なんとなく、「まひろん」という渾名が相応しいように思えた)
秩父の娘だけは見たことある。そういうプロジェクトだったのか。
ちなみに後方に立っている像は俳聖・松尾芭蕉(1644 〜 1694)。このおっさんは全国どこにでも出てくるな・・。
古池や 蛙飛びこむ 水の音(江戸・芭蕉庵)
夏草や 兵どもが 夢の跡(岩手)
閑さや 岩にしみ入る 蝉の声(山形)
名前の通り、坂が多い。
駅周辺に9つのレトロな共同浴場がある。
どの温泉も 200 円か 300 円で入れる。
ただし、47 ℃ とかの相当なあつ湯だそう。
旧家の豪商の邸宅を再現した「旧堀切邸」。
初日の行路も三日目の帰路もずっと曇り空だったのであるが、此処ぞというところで晴れてくれて良かった。。
廃業した旅館の駐車場から下に流れる川を撮ろうとすると、ほっしゃんが
「手すりに近づかない方がいいっすよ。いつ崩れてもおかしくないので・・フフヒw」
川沿いのかつてのホテル群が結構すごい事になっている。
右手の階段の途中の赤い屋根の小屋風の建物も共同浴場だそう。
窓の破れた障子と、垂れ下がって風に揺れるカーテン。
左側の建物は温泉旅館を改築して介護施設として再利用されているそう。
こちらも取り壊し中の旅館。
東日本大震災から荒廃が加速、とどめのコロナ禍でこうなってしまったそうだ。
小一時間もあれば見どころを回れる、いい感じな観光スポットでした。
昼食は福島駅まで戻ってからにして、福島市を後にする。
ほし氏さんからお土産。福島市飯野町にある「UFO の里」の「宇宙たこ焼き」。
何故、今、これを・・??
「いや〜、成分をよく見たら、今問題になってる小林製薬の紅麹が入ってるじゃないですか・・
さすがにコレは食えねーな、とw フヒッwwフヒャハwwww」
プレゼントの名を借りた「処分」でした(をい!!)。
福島駅まで戻ると、バーのようなオサレなお蕎麦屋さんで昼食。
お蕎麦の向かいの神社でほっしゃんに旅の交通安全を祈願させて二日目前半のミッションは終了。
ほし氏目線の紀行文はこちら。
次回は海まで走り、二日目の宿(サウナ)へ向かいます。
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