海外のサイトで購入した単焦点レンズがようやく届いた。
TTArtisan の 23mm F1.4。安価な中華製レンズだけれど、箱はおしゃれで高級感もある。
中国のシリコンバレー「深圳」の企業なのか。
FUJIFILM 用の X マウントです。マニュアルの「富士」「松下」など漢字表記が面白。
開封の儀・・ぎ・・あれっ??
頼んだ「ブラック」じゃなくて「シルバー × ブラック」やないかい!!!
中古も含めてどこにもブラックが無かったのでわざわざよく知らん海外 EC サイトを探してまでして買ったのに・・
到着は一週間遅れるわ、送料含めて 3000 円くらい割高になるわで・・もー、国内の店でしか買わないよ・・。
まー、最悪そうなるオチも想定はしていた。多分、もうシルバー1色しか製造していないのだろう。
FUJI のキットズームレンズ、XC の 15-45 mm と比較。
XC よりやや小ぶりだけれど、しっかりとした金属製なので TTArtisan の方が重い。
送り返すのも無駄足になりそうだし待てないしでこのままこのシルバーを使うことにする。
ちなみにレンズが重くなった分、そして X-E4 の軽さもあって、カメラを立てて置いた時にレンズの重さで前に傾くようになった。
初撮り。
マニュアルレンズなので、そのまま付けただけではシャッターが押せず、しばらくああだこうだと設定にまごつく。
本体に AF・MF 切り替えボタンの無い X-E4 の場合、メニュー → セットアップ → 操作ボタン・ダイヤル設定 → レンズなしレリーズ → ON にする、です。
あともう一つ、メニュー → AF・MF → フォーカスモード → マニュアルフォーカス にする。
夕方の室内で明るくボケる。
今回はちゃんとレンズフィルターもセットで揃えた。
HAKUBA のレンズキャップは落下防止のフック付き。
ちなみに元から付いているメーカーのレンズキャップは被せるだけのタイプで、箱から出す時にそのキャップを掴んで持ち上げてしまい、スポっと外れてレンズ本体を机に落下させてしまった。このキャップには要注意。
カッコ悪い見た目だけど金属製で安っぽさは無いです。
どの道、レンズフィルターを付けると元のキャップは嵌められなくなるのだが。
赤のワンポイントが入った。シルバーもこれはこれで悪くないかも。
シルバー部分がピントのリングでトルクは重め、これも高級感がある。軽いとピントがズレそうなのでこのくらい抵抗感のある方が好み。
逆に先端の絞りリングの F 値切り替えのクリック感は軽めで緩い感じ。
翌日、撮りに出たがまた夕刻になってしまった。
動画のレビューで見た通り、四隅が周辺減光していてちゃんと解像していない。
オールドレンズ然としたレンズなので「クラシックネガ」との相性が良さそう。
左の方に薄く富士山。
実は夕焼けは完全に日没してからの 30 分が本番である。
買い物のイオンからこの日のサウナ近辺に移動。
マジックアワーまではいかないけれど、よく焼けた日。
空の色味が変なのは ASTIA から VIVID に変えた為(だよね?w)。
流石にこの時間だとノイズが出るけど解放 F1.4 は明るい。
前の純正のパンケーキの F2.8 だと、この時間でこんなに写らないかと。
街灯と後方の車のヘッドライトに、このレンズで解放の逆光で撮った時に現れるという「光芒」(放射状の光の筋)が。
1段絞ると収まるらしいけど、このレンズの弱点はむしろ全部「味」と捉えてしまうのが吉だろう。
お値段なりだけど、いいメーカーと、いいレンズである。
レンズキャップの落下紛失防止の「紐」がレビューにもあったようにはっきり言って「糸」だったので、レビューでどなたかが代用していたケータイ用のストラップなどを 100 円ショップで。
スマホ・コンデジ用のハンドストラップだとこんな感じ。
伸びるタイプのキーホルダーチェーン。不器用と老眼で、紐付きの小さなリングをバネの先に通すのに 30 分くらいかかった・・。こちらは望遠レンズを買った時用かな。
シャッターボタンに付けるアクセサリーのレリーズボタンもまた買おうか。確か以前、5個入りのを買って、使っている間に全て紛失したが・・。
カラーひよこの Amazon ほしい物リスト