RICOH の単焦点コンデジ「GRⅢ」を片手に上野でお花見。購入してから1年、毎日持ち歩いているものの、そのポテンシャルを全然引き出せていなかった GR。今回は 28 ミリの画角を擬似的に 35 ミリ・50 ミリにズームする「クロップ」をファンクションボタンに割り当てて使ってみたり、カメラ内臓のフィルター「イメージコントロール」を駆使したりしながら 100 回くらいシャッターを切った。
不忍池を「ブリーチバイパス」で。彩度を極端に落としたフィルター。ほとんどモノクロで、ぎりぎりカラーという感じ。冬景色に似合いそう。
クロップを 50 ミリで。距離は1メートルくらい。デフォルトの 28 ミリだとこの迫力は出ない。
50 ミリ。背景の描写がキビしい。単にデジタル的に拡大しているだけなので。
イメージコントロール「レトロ」で。俺はこういう写真が撮りたかったんだ、という2枚。
昭和 50 年代のスナップっぽい。
初夏の陽気で、歩き回っていると暑かった。上着を脱ぐ。
モノクロ(ハイコントラスト)だったか。シャドーがつぶれ過ぎかも。
全周はしなかったけれど、上野公園は立体的で面白い。逆に立川の昭和記念公園などはのっぺりし過ぎていて、絵になる場所を見つけるのが難しかったりする。
フィルター「レトロ」。なんだかぼんやりした写真だけれど、今回でいちばん好きかも。フィルムっぽい。
50 ミリ。背景にジャギーが出てダメだね・・。
モノクロ(ハード)だったか。白黒であれば、このくらいがちょうどいいかも。
「ポジフィルム調」。やっぱり「アナログ感」を出したい。
この神社、良かった。
50 ミリ。やはり後ろのボケが汚い。スマホなら問題ないけど、自宅の 21 インチモニタの iMac で見るとキビしい。ここまで寄るならクロップしなくていいだろう。
これは「HDR 調」。ハイコントラスト。
どうも 50 ミリだとブログ用途でも粗が目立つ。場合によっては 35 ミリも・・35 ミリまでかな。。
ともあれ、クロップとイメージコントロール機能で、GR で撮るのが 3 倍増しで楽しくなった。 先日にミラーレス一眼を買ってしまったのだけれど、GR の圧倒的手軽さは究極的で捨てがたく、手元に残してサブ機として活躍させていきたい。